今回のニースでのテロ。
イスラミックステートからの声明が出ました。
どうかしてる。
当然のことだ。
きっとこの両者は必ず存在する。そして、それは「私たち」をめぐるものと考える。
私はもちろんこれを非難する。非難したからといって何になるかというわけでもないけど。そうしなければならないはず。
と同時にきっと非難される。
誰に?
私たちではないものと私たちが知らずに済ましてきた私たちに。
これは西洋の問題なんだろうか?
イスラムの問題なんだろうか?
全くわかりません。経済的要因なのかもしれません。でも経済は西洋を無視できません。こう考えていくと全くわからなくなります。
容疑者の父は、息子は祈ったこともないし、アルコールも飲んでいた、とインタビューに答えていました。ではイスラームではないのか?
トルコクーデタの要素として、イスラーム回帰の大統領側とイスラーム世俗主義との戦いがあったとう分析がありました。世俗主義なんです。
イスラームはその世俗性をどこかを見本として見出す。ここに困難があるとも思えます。
全くわかりません。
でも私たちはもう見ずには済まないところにもいるはずです。